Cambridge Club

ケンブリッジクラブ

Cambridge Day 東京 イベントレポート!

2018.11.12

Cambridge Day 東京 開催!

毎回ご好評いただいておりますCambridge Day、今年最後の会は東京にて開催しました。

今回もとても多くのお申し込みをいただき、満席となるワークショップもありました。

大盛り上がりだったCambridge Day Tokyoの様子をレポートします。

 

基調講演

英語教育改革の方向性と求められる対応 ~次期学習指導要領を踏まえて~

【向後 秀明 先生 - 敬愛大学英語教育開発センター長・国際学部国際学科教授】

新学習指導要領が変わるポイント、先生達がどんな準備をしていくか、実践的なヒントが詰まった内容でした。

具体的なアクティビティを紹介し、実際に参加した先生方に取り組んでもらったり、今まで話せなかった裏話などざっくばらんにお話いただいた一時間。

あっという間に時間が過ぎ、参加者からは「わくわくしっぱなしの一時間でした」とコメントをいただくほど、素晴らしい講演でした。

ワークショップ

4技能時代の英文法指導

【竹岡 広信 先生 - 学研プライムゼミ特任講師】

今回も竹岡先生のワークショップは満席!
他の文法書と比較をしながら、Grammar in useがどこまで「本当に英語を使える」状態までもっていけるかを熱く語ってくださいました。

また、時には語彙のルーツを知って、そこから繋がる語彙を教えていくのも英語を教えていく上では重要だと話していました。

2020年度のセンター試験から、文法問題は4択でなくなる時代。Grammar in useのようにいかに4択を使わない「本物の文法教材」で生徒の英語力を伸ばしていくか、実践的な例を用いて現場の先生方に問いかけていました。

英語ゼロから始めるオールイングリッシュ授業~ケンブリッジ教材を使って~

【中川 千穂 先生 - 工学院大学附属中学・高等学校】

「英語科で、あるいは先生ご自身は何を授業のゴールにされていますか?」の問いを投げかけた中川先生。中川先生は「Independent learners (自律した学習者)」を育てる事がゴールであると明言されていました。

同校で実施されているプロジェクトの紹介や、実際の教材を使って参加者の皆さんでアクティビティに取り組んだりと、内容も盛りだくさん。先生方の目線と生徒さん目線がいかに違うかも実感し、前日にニューヨークでPSGFF2018の授賞式に参列されたばかりとは思えないほどのパワフルなワークショップでした。

 

Increasing “Active Learning” and supporting learner autonomy in JHS and HS English classes

【Tanja McCandie 先生 - 名城大学助教授】

「アクティブラーニング」「生涯学習」「学習者の自律」の定義を紹介し、先生達にも1時間の中で実際にアクティブに色々な活動をしてもらうTanja先生のワークショップ。

会場からは参加者の先生方の楽しそうな声が響き、紹介されたボキャブラリーを使ったアクティビティも早速明日から使ってみよう!と思う先生方も多かったのではないでしょうか? 「色々な先生方の取り組みが分かって良かった」、「先生方との交流も楽しかった!」といったお声が多く、参加者がアクティブに取り組める実践的なワークショップでした。

 

「伝える言葉、伝わるコトバ」高校現場でのCLIL実践

【布村 奈緒子 先生 - 東京都立両国高等学校・附属中学校】

あの大人気の布村先生のワークショップ。

生徒に達成感を持たせ次につながるようなペア・グループワーク、教える側として生徒の意見を受け入れる態勢を持つことが必要であるなど、生徒を主体とした授業作りの参考になるアイデアやヒントがたくさん詰まった実践的なワークショップでした。

実際に学校で行われているアクティビティに対する効果をデータで提示されているのにも説得力があり、熱心に耳を傾ける先生方が多くいらっしゃいました。アクティビティの実践では参加者の先生方も大いに盛り上がり、あっという間の一時間でした。セッション終了後も、熱心に質問されている先生方が多くいらしたのも印象的でした。

日本の英語教育が抱える課題は「発信する力」であるのか? ~4技能テストから得られた示唆~

【白鳥 金吾 先生 - 北星学園大学短期大学部英文学科学科長 准教授・元北海道教育委員会指導主事】

ケンブリッジ英語検定のB1 Preliminary を学生たちが受検し、そこから見えてきた課題と対策を紹介くださいました。

日本の学力テストの分析もし、日本の学生は「発信する力」であるスピーキングとライティングが苦手とされていますが、実際はそもそもスピーキングとライティングの「問題文」が難しすぎて、話す・書く力を出す前に、問題文を理解できていないということを指摘し、驚いている先生方が多かったようです。

また、学生のリスニングとリーディング力を伸ばすための対策にも触れ、学びの多いセミナーとなりました。

 

Becoming a Communicative Language Teacher – a guide to Cambridge Teaching Qualifications 

【Dave Fox先生 - Training Manger, Lexis TESOL Training Centres】

「日本の英語教育が抱える課題は何でしょう?」という質問から始まったDave先生のセミナー。参加者から様々なアイディアが飛び交い、先生方皆さん熱心に考え、会場が盛り上がっていました。

ケンブリッジのCambridge Assessment Teaching Qualifications (CELTA, CELT-S, CELT-PやTKTなど)をDave先生が紹介し、参加者のみなさん「どこで受けられるの?」など積極的に質問されている様子が印象的でした。「いつかCELTAなどのケンブリッジの英語教授資格を受けてみたい」というお声が多く、参加者の皆様にとって刺激となったようです。

最後に

皆様、ご参加いただき本当にありがとうございました!

皆様から頂いたお声を、一部紹介させていただきます。

“様々な視点や理念を持つ先生方との交流で頭が活性化された”

“班でグループワークしたりと実践的な講義がよかった”

“昨年も参加したが、今回も参加してよかった”

“本で学べないことをダイレクトに学べた”

“英語教育の現状を知れた”

“ケンブリッジの教材の良さがわかった”

“4技能別のイベントをやってほしい”

“授業で実践できる多くのヒントをもらえた”

“実際にケンブリッジのテキストを使っている授業を見てみたい”

“英語教育の未来を見据えたビジョンを感じるセミナーだった”

“英語教育や指導に関してのモヤモヤした感じが少し解消された”

 

来年もぜひCambridge Dayへお越しください!

 

« ケンブリッジクラブ 一覧へ

Cambridge Experience
採用見本請求
テクニカルサポート
Cambridge Experience
採用見本請求
テクニカルサポート

ページトップへ戻る